03images先日リベリアでは、5日にエボラ出血熱の最後の患者が退院したと発表され、患者がゼロになったと誰もが思っていたらしいのですが、新たに一人エボラ出血熱の患者が入院したとのことです。

エボラ出血熱の終息への期待が高まっていたところなのですが、残念ならが又新規患者が出ました。

 

新たな感染者は、首都モンロビア近くの住民で、モンロビアねエボラ出血熱治療センターに搬送されたようです。

その患者がどこで感染したのかなどは不明で、保険当局は感染経路の特定を急いでいるようです。

 

世界保健機構(WHO)によると、今まででエボラ出血熱の流行で、西アフリカの3カ国で1万人以上が死亡したようです。

 

 

ところで、そのエボラ出血熱がどうかの診断キットが、北大とメーカーの共同で開発が行われ、この度開発が成功したようです。

今までは、診断結果が出るまで数時間かかっていたのですが、約15分でエボラ出血熱に感染しているかどうかが分かる診断キットで、画期的診断キットとなっています。

 

これまでの診断キットは、専門の研究施設で、遺伝子などを調べるタイプで、診断だけでも数時間かかるという問題がありました。

 

今回開発されたエボラ出血熱診断キットなら、空港での待ち時間にでも検査ができそうで、診断結果も直ぐに出るので実用化すれば画期的となるでしょう。

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この診断キットは、”エボラウイルス抗原検出迅速診断キット”と言うらしいのですが、開発元は電気化学工業株式会社の主要グループ会社である、デンカ生研株式会社て、インフルエンザ、ノロウイルス、RSウイルスなどの迅速診断キットを開発しており、この度北大の人獣共通感染症リサーチセンターの高田教授との共同開発で、試作品の開発に成功したようだ。

また、この診断キットは、特別な器具や装置を必要としないため、簡便且つ迅速な検査が可能で、電源などが十分でない地域や場所での活用が期待されています。

 

 

 

 

 

 

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