高校野球が激震した大阪桐蔭の裏金問題ですが、阪神の藤波晋太郎投手(20)の出身校として知られ、中高一貫の名門校と知られています。
その大阪桐蔭が今揺れに揺れています。
学校幹部による教材費の余剰金や模擬試験の一部費用などを利用した裏金作りが発覚し、しかもその規模が5億円以上に上るから手口は巧妙で極めて悪質である。
裏金の原資となる教材費などは、普通保護者などに変換されるべきものなのだが、学校側は業者に納入する金額よりも多めに保護者から徴収し、余った分は学校法人とは別の口座名義にプールしていたらしい。
隠し口座を使った詐欺同然の手口に驚きの声が上がっている。
この裏金作りは20年以上も前から続いており、長期間にわたり不正裏金作りが行われていたようだ。
この教員現場に相応しくない裏金作りの主導者は誰だ?
裏金作りの主導者は、前校長の森山信一氏(74)とみられ、大阪桐蔭創立当初から校長を務め、大阪桐蔭をスポーツでも進学実績でも成果を出している全国屈指の名門校に育て上げた実力者として、学園内で絶大な権力を持っていたようだ。
裏金問題での黒幕と見られるこの森山信一元校長なのですが、これまでの調べで隠し口座の管理を担当していた60代の前事務長に指示し、不正に手を染め続けていたと言われています。
巨額の資金は進学塾への接待に使われたほか、ゴルフのプレー代などの遊びの金としての遊興費に当てるなどされていたようだ。
ある百貨店から約100万円のブランドバックや数十万円もするエルメス等の高級ブランドスカーフ、それに紳士用のアクセサリー、マフラーストールなどを購入した代金にもあてがわれた形跡があるらしい。
その他、約5200万円は口座から引き出され、同校の金庫内に保管されていたようだ。
大阪桐蔭の元校長の森山氏はワンマン校長として君臨した自分の権威や地位を最大限に利用し、学校を私物化していた模様です。
それに、大阪桐蔭学校職員には、長時間労働を強いいるブラックぶりです。
自分自身は甘い汁を吸いつつ、現場の職員には過重労働を押しつけるなど、典型的なブラック経営者であったらしい。
最近は大阪桐蔭野球部が甲子園で、春夏合わせて5度の優勝を果たし、全国屈指の強豪に成長しました。
多くのプロ野球選手を出し、学業の面でも毎年50人前後の京都大学への合格者を出しているなど、文武両面でのブランドイメージを育て上げてきた。
しかし、その一方で、森山氏の好き勝手なワンマン経営、不審な裏金資金づくり、使途不明な裏金、学校の私物化などが問題となつているのが残念だ。
以前、元校長の森山信一氏が、数百人いる保護者会の時、修学旅行が海外から国内に勝手に移行したとき、ある保護者が説明を求めたが、その時に怒鳴って回答、慌てた様子だったので、その保護者に恫喝ですか?といわれ去っていったとのことです。その時この森山校長は悪いことをしているなーって確信したとのことです。