連日テレビなどで放映されています、大阪桐蔭の裏金問題なのですが、5億円を超える裏金が発覚した模様です。
大阪桐蔭中学、高校で裏金づくりは大阪桐蔭の学校創始者の前校長の森山さん(74)が主導していたことが分かったようです。
「誠に申し訳なく思っております」との大阪桐蔭の謝罪なのですが、大阪桐蔭の前校長の森山氏が、保護者から預かった教育費の一部を裏金として不正に流用していた問題で、裏金総額は5億円を超えるらしいです。
また、裏金づくりは学校の創設時代の20年前から始まっており、およそ30年間に渡り前校長の森山氏が主導して行っていたようです。
学校関係者によると、前校長の森山氏は、学内で絶対的存在で誰も逆らえなかったと話しているようです。
前校長の森山氏は2年前に退任しましたが、裏金から給与として毎月50万円が振り込まれ、職員でない自らの娘にも学校内の個室が与えられ、毎月30万円の給与が支払われていたようです。
また、大阪桐蔭中学・高校の5億円裏金問題で、2013年4月から前校長の森山氏とその親族の口座に、このうちの計約1700万円が振り込まれていたことが、26日に学校法人や第三者委員会への取材で分かったようです。
前校長の森山氏をめぐっては2009年度に起こった資産運用問題の責任を取って、2013年3月末に教育相談役に退く際に、供与が大きく減ることから、第三者委は減額分を補う目的で前校長の口座に振り込んだものと思われます。
前校長の森山氏への振り込み分は問題が表面化したので、昨年に全額返還していますが、業務上横領罪に当たる可能があるのではと思われます。
大阪桐蔭側は今までの調査報告を受け、前校長の森山氏に着服の疑いがあるとして、業務上横領容疑で刑事告発する準備中のようです。