003株主総会も終わり、久美子社長の勝利で賛成票が61パーセントを占めましたね。

27日午前に、創業者である父の大塚勝久会長と長女である久美子社長の間で激しく対立していた株主総会が開かれました。

 

父の勝久氏を取締役から外すとした、久美子氏率いる会社側の提案が賛成多数で可決されました。

長女久美子氏の勝利で決着を見ました株主総会ですが、同社の発表によりますと、賛成票が61パーセントにのぼったということでした。

ということで、久美子社長が続投で社長を務めるということになります。

 

勝久氏は、富裕層に対し大型店舗で入店時に顧客に氏名、住所を登録してもらい、販売員が同伴するという「会員制」を重視しているのに対し、久美子社長は会員制の廃止などを主張しています。

 

久美子社長が勝利したことで、久美子社長に謀反を起こしたもの達には粛正が待っているのでしょうか。

それなら、怖いですよね。

あの久美子社長ならやりかねないかも。

 

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ところで、大塚久美子氏の経歴も華々しいものがあります。

1968年2月26日生まれで、年齢は46歳で独身、出身地は埼玉県

出身校は白百合学園高等学校から一橋大学経済学部卒業

一橋大学の卒業生には、松井証券の松井道夫社長や楽天の三木谷浩史会長などの一橋大学OBが活躍されています。

日本の株式上場企業3539社のうち、女性社長はたったの26社しかない。

大塚久美子氏は、一橋大学卒業後、富士銀行(現在のみずほフィナンシャルグループ)に入社

そして、久美子氏が26歳のとき、法改正で大型店舗を出しやすくなり、大塚家具を大きくするチャンスと捉え、父の会社に入社、出店戦略、仕入れ、組織作りを手伝った。
そして、入社10年後の2004年になぜか、大塚家具の取締役を退任していますね。

一度会社を離れて、第三者の目で会社を見つめ直して見たかったのでしょうか。

また、大塚家具の創業40周年の機会に大塚家具の代表取締役社長に就任したのが2009年のことです。
大塚勝久会長の経営方針でもあります、高級家具を富裕層にのみ販売する経営ですが、2014年の4月以降の消費税増税以降、家具の売れ行きが落ち、非常に厳しいと言わざる事態になりました。
大塚家具の役員には、勝久会長の長男である大塚勝之取締役常務執行役員(45)、次男の大塚雅之執行役員がいて、上場会社では珍しい家族経営でやっているようです。

中小企業の会社でさえ、創業者の息子や娘に社長の座を譲って会社を大きく発展するこは非常に難しいとされている中、ましてや上場企業ともなれば株主の利害関係も絡んできて舵取りがとても難しいと思われます。

そんな中で、久美子社長は会社の運営、舵取りに毎日の時間や人生を奪われ、結婚する暇がなかったのでしょうか、未だに独身です。

 

これから久美子社長は、独身で伴侶もなく、自分の相談相手や味方がいないまま、イケアやニトリ、それにネット通販のアマゾンや楽天に打ち勝つだけの手腕を発揮出来るのでしょうか。

 

株主総会も終わり、久美子社長の勝利にはなりましたが、父を敵に回し世の中の競争相手と戦わなければならないのですが、これからの久美子社長に乞うご期待ですね。

 

 

 

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