2日放送の「Mr.サンデー」で、兵庫県議会議員の野々村竜太郎県議が、約8ヶ月ぶりに姿を見せたようです。
野々村竜太郎県議は、2011年から2013年度にかけて、支出報告書に嘘の使い道の記載を行ったり、改ざんした領収書の添付を行い県議会に提出、約220万円を騙し取った疑いで、1月兵庫県警に書類送検されました。
野々村竜太郎県議は、そのため問題発覚後の2014年7月、県議会を辞職しています。
番組内では、野々村竜太郎元県議が号泣した記者会見の様子を思い出しながら、政務活動の不正使用問題について取り上げていました。
その特集内で、野々村竜太郎元県議がある集合住宅にいることを突き止めた番組スタッフが、アポなしで直接取材を行ったのです。
野々村竜太郎元県議は、ロングコートに帽子、丸刈りの頭に眼鏡とマスクを着用した出で立ちで登場、番組スタッフが「話を聞かせて下さい」と迫ると、足早に階段を降りると逃走してしまったようです。
逃げるだけでなく、追いかけて行く番組スタッフに野々村竜太郎氏が体当たりを食らわし、両者が転倒することになったのですが、野々村氏は「痛い、イターイ、イターイ」を繰り返し、再び逃げ出した。番組スタッフが何をするんですかと問い詰めると、野々村竜太郎元県議は質問には答えず、「助けて! 助けて 助けて 痛い 痛い」と絶叫し階段を駆け下りていくのです。
「痛い 痛い」繰り返し逃げる野々村氏に、番組スタッフが、「こっちが痛いですよ。」と苦笑しながら更に追いかける。
集合住宅を出た後も逃走劇は続き、野々村氏は相変わらず「痛い 痛い 助けて 助けて」と大声を上げていたようです。
番組スタッフが追いついて「どうして会見で泣いちゃったんですか」「今日も事情聴取ですか」の問いかけにも無視を決め込み、持っていた荷物でカメラを払いのけようとする行動も見せたようです。
そして、野々村氏は、「もしもし もしもし」と携帯電話で誰かに連絡をしている様子を見せた後、コンビニに逃げ込んだようで、そこでVTRは終了したのでした。
スタジオの宮根誠司氏は、「号泣ばかりがクローズアップされているが、やっていることは非常に悪質、怒りすら覚える」とコメントしている。