エアロモービルの航続距離700Km、最高時速200KmにUPしました。
映画やSF小説に登場した、空飛ぶ自動車エアロモービルが、現実に市販される日が近づいているようだ。
スロバキアのエアロモービル社が、空飛ぶ自動車エアロモービルの最新試作機を「エアロモービル3.0」として発表しました。
青と白に彩られたイルカのような優雅な機体が空中に飛び立つシーンが圧巻ですね。
エアロモービル3.0は全長6mで、翼を折りたたむことで地上走行時は全幅が1.6mとなり、車の駐車場に停車することも可能だ。
自動車のレギュラーガソリンを燃料として二人乗りで、鋼鉄のフレームをカーボン製のカバーで覆っているため、全重量はわずか450Kgとなっている。
飛行時の最高速度は200Kmで航続距離700Kmに伸びたようです。
日本の地図でゆうなら、東京から岡山まで一気に飛べる計算なのだ。
開発を行ったのは、BMWやフォルクスワーゲンで自動車デザイナーをしてきたステファン・クラインさんで、20年間に渡り空飛ぶ自動車の開発を進めて来たようだ。
ロイターに対して、彼は「我々の楽観的な計画では、2016年~2017年に最初の製品を顧客に届けられる予定ではあるが、まだどうなるのかは保証できない。試作機はテストに次ぐテストが控えているからだ」と語ってもいるようだ。
空を利用しての交通渋滞を避けることのできる夢の「空飛ぶ自動車」だが規制基準を満たして飛行認可を受けたとしても、まだまだ課題はの残されているようだ。
それに、エアロモービル3.0の離陸には200mの距離が必要なようだが、それを満たす滑走路が都市部には見当たらないからだ。
と言うことは、現状では公道から飛び立つことはできずに空港を利用することになりそうだ。