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米国では、二次感染した看護士が微熱があるのに関わらず飛行機に乗っていたことが分かり、批判の的となっていますが、同じ飛行機に乗った乗客全てにおいて、健康状態をチェックされるなどの影響が出ています。

 

しかしながら、エボラウイルスは接触感染なので、嘔吐や下痢などの症状が出る前に感染が広がる恐れは非常に低いものだとされています。

嘔吐や下痢の症状が出だした人が、ガマンして飛行機に乗ることはあまり無く、体内のウイルス量が少ない微熱段階の患者と乗り合わせたのであれば、ほとんど恐れることはなさそうです。

 

ですが、一緒に乗り合わせた乗客は、自分も感染したかも知れないと言う恐怖と戦わなければならないし、自分の家族にも感染するのでは無いかと不安が広がることも考えられる。

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それに、搭乗前は元気だった人が機内で発症しそれが周りの乗客に伝染する可能性も考えられる。

その場合は、可能な限り発症した患者から他の乗客を離れた位置に移動させ、マスクを着用させ、患者の吐瀉物や体液に触れることのないよう処置をとる必要があると言う。

 

そもそも日本人が現地に行かなければ、ウイルスが国内に持ち込まれることはないし感染の拡大は防げるとしているが、国境なき医師団、医療や国際協力事業のために現地で活動をしている人が少なからずいます。

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確かに現地での医療支援は感染のリスクが大きい。

しかし、厚労省は、現地での医療支援は国際協力となるだけで無く、もし日本国内で患者が出た時の準備にもつながるとしている。

全世界で人の往来が頻繁になつてきた現代において、海外に行く人、海外から来る人の流れを止めることはできないし、今後国内でエボラ感染者が出ないとも限らず、もし感染者が出た場合の治療に当たる人の人材確保が国民のためにもなる、ということから、今後も現地での医療活動を進める方針らしい。

 

 

 

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