LEDの発光原理とは、
LEDのチップ構造は、P型半導体とN型半導体で構成されPN接合されたダイオードです。
そのLEDのチップの両極に順方向の電圧を加えると,LEDチップの中を電子と正孔が移動し電流が流れます。
移動の最中に電子と正孔がぶつかり結合し、再結合された状態では電子と正孔が元々もっていたエネルギーよりも
小さなエネルギーとなります。
その時に生じた余分なエネルギーが光のエネルギーに変換され発光します。
この発光現象が発光ダイオードの発光原理なのです。
それでは、LEDの発光色はどうして決まるのでしょうか。
その秘密は、LEDのチップに使われている化合物にあります。
ガリウム、窒素、インジウム、アルミニウム、リンなどで、半導体を構成する化合物によって放出される光の波長が変わります。
光の波長は、450nm前後が青色、520nm前後が緑色、660nm前後が赤色に見えますが、この波長の違いがLEDの発光色を
決めているのです。
白色光は2色以上の光を混ぜて白色に見せる手法をとりますが、捕食を使って白色にするよりも、赤、青、緑の光の3原色を
混合した方がより自然に近い白色になります。
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