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LEDは、電極に電圧をかけると発光する半導体の結晶です。

従来からの白熱電球は、フィラメントを加熱し、その熱を光りに変えて光らすのに比べ

LEDは電気を直接光に変換するため、エネルギー効率が凄く良く、熱による劣化も少ないとされている。

 

赤と緑のLEDは、1960年代までに実現していたが、青色LEDは材料となる窒化ガリウムの半導体結晶を

作ることが非常に困難とされていて、世界の研究者が開発を目指したが、ことごとく断念したものである。

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赤崎氏と教え子の天野氏は、名古屋大時代に窒化ガリウムの綺麗な結晶を作ることに成功、89年に世界で初めて

明るい青色を光らすことに成功、青色LEDの製造が可能であることを証明したのである。

 

中村氏は、徳島県の蛍光材料メーカーである、日亜化学工業の技術者として、赤崎氏らの研究を元に窒化ガリウムを使った

青色LEDの製品化に着手したものである。

そのとき、サファイアの基板に均一に薄く結晶を成長させる技術を編み出し、青色LEDの量産化の実用化に成功したのである。

 

光の三原色が揃ったことから、白色の証明や大型ディスプレーなどが実用化され、省エネにも繋がるLEDの普及は、

地球温暖化対策にも貢献し、国内では、東京電力福島第一原発の事故を受けて、LEDが一気に広まった。

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また、青色LEDなどを利用した多剤耐性菌を殺菌する治療法の研究も進んでいるらしい。

 

それに青色LEDを発展させて開発が進んだ青色半導体レーザーの開発で、従来よりも遙かに大容量のブルーレイディスクの

読み取りが可能となったほか、現代社会を支える多くの製品に使われている。

 

今後益々LEDが安く大量に生産され、我々の暮らしに貢献していくことでしょう。

 

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