赤崎氏、天野氏、中村氏 にそれぞれノーベル物理学賞が与えられた。
スウェーデンの王立科学アカデミーは、12月7日に2014年のノーベル物理学賞
を赤崎氏、天野氏、中村氏にそれぞれ授与すると発表を行った。
照明に使われる青色発光ダイオードの開発に成功したためで、長寿命で省エネのLED開発に
功績が認められたことになります。
日本人のノーベル賞受賞は、2012年に医学生理学賞の山中伸弥京都大学教授以来2年ぶりとなります。
これで、日本人のノーベル賞受賞者は22人となり、物理学賞は10人となります。
青色LEDは少ない電力で明るい照明を得ることができる画期的なもので、私達の生活を一変させたことが高く評価されたようだ。
LEDは1960年代に、赤と緑が発明されたが、光の三原色と言われた青色か素材の結晶作りが難しく、20世紀には無理だと言われていたようだ。
名古屋大学教授だった赤崎氏、天野氏とともに研究を重ね、世界中の学者が無理だと言って手を引いた窒化ガリウムの結晶を作ることに、実験を繰り返したことにより成功したものである。
その後、日亜化学工業の技術者だった中村氏が窒化ガリウム結晶の大量生産技術を独力で開発したものである。
それも、明るい青色LEDの開発に成功、青色半導体レーザーも開発、それぞれが世界で初めて製品化されたものである。
LEDにより、様々な色を表現することが可能となり、屋外の大型ディスプレーや信号機が実用化され、レーザーはDVDよりも大容量のブルーレイディスクが可能となった。
黄色の蛍光体と組み合わせた白色LEDについては、白熱電球や蛍光灯に取って変わり急速に普及し始め、高い節電効果を挙げている。
私も先日、家の蛍光灯のほとんどを、白色LEDに交換したところ、電気代がグーンと安くなった。
この省エネ効果には素晴らしいものがありますね。
しかし、日本人って凄いですね。優秀ですね。
今までで、ノーベル賞受賞者が22人もいるのですね。
そのうち、物理学賞は10人だそうです。
驚きです。
因みに、韓国は0人です。