病は口から!歯と舌ケアでイキイキ生活 「健康の秘訣(けつ)は“舌”にあり」

歯があれば食べられるは勘違い
歯があれば食べられると思っていたのですが
そうじゃないのですね。
歯はものをかみ砕くには重要な働きをしていますが
それ以上にそれと同等以上に大事なのが舌なのです。

舌の役割ってなにしているのでしょうか。
ものをかみ砕いて飲み込むまでの間に
非常に重要なことが。
食べ物が口に入ると
甘い、しょっぱい、固い、柔らかい
熱い、冷たいなどを口が感知します。
そして、食べ物の状態を把握し
噛まないといけないモノがあると
舌が迎えに行って奥歯の上に乗せます。

そして舌や唇、顎なとを巧みに使い
上下の奥歯で噛みます。
十分にかみ砕けたら舌の上に載せ
舌を使って喉の奥に送り込みます。

このとき舌の筋肉と繋がっている
喉頭蓋という弁が気道を塞ぎ食堂が開いて
食べ物が食堂に送り込まれます。
何気なく行っている動作ですが
舌の役割って結構ありますね。
大事なんですね。
歯と同様に舌は大事な役割を
していますね。
舌のパワーと巧みな動きが重要で
それが年齢とともに衰えるのです。
衰えると巧みな動きパワーが
無くなるのです。
食べ物を飲み込む瞬間は
0.5秒~0.8秒での
僅かなタイミングで行われます。
このタイミングが合わなくなると
食べ物が気管に入り誤嚥現象を起こします。
そうなると誤嚥性肺炎や窒息の可能性が
出てきます。
ちょっとしたことで命の危険が
あるということです。
舌や口の衰えは自分で気づける
ものなんでしょうか。
日常生活の中で幾つかの
サインが出てくるようになります。
次のようなサインが出てきたら
舌や口の衰えが始まっている可能性が
ありますのでチェックしてみて下さい。

若い人でも誤嚥やむせる頻度が増えたなら
要注意ですね。
口の機能の衰えを『オーラルフレイル』と
呼んでいます。
8020運動とは
80歳を超えても自分の歯が
20本以上あること
そうすると食生活がほぼ満足にすることが
できると言われています。
ただ歯があってもかめない人が増加
しているのも事実なんですよ。
歯も大事ですが舌の動きも
大変重要だということです。
口全体の衰えのオーラルフレイルですが
しっかりとよくかんで舌のパワーとか
巧みな動きが大切で気をつけないと
いけませんね。
オーラルフレイルの調査によりますと
4年後の死亡リスクが2.09倍
要介護リスクが2.35倍にもなるようです。
オーラルフレイルの自分で行う
上図のセルフチェックも重要です。
セルフチェックで1つでも
引っかかれば口腔機能検査を
受けた方がいいようです。
歯科医院でも口機能の低下の
検査が出来ます。
舌を鍛える筋トレとは
舌ぐるぐる体操があります。
口の中で舌をぐるぐると
廻します。
口を閉じて唇や頬を舌で押しながら
廻します。
右に3回、左に3回を1セット
を1日に5セット行う。
口が疲れるので食事前は避けましょう。
次は巧みな動きを鍛える方法です。
舌先を左右の口角につける
正確にリズミカルに行う。
これは食事前の準備運動として
お勧めで左右の口角に10往復
1日に3~5セット

健康の秘訣は舌にあり。