ガッテン!筋肉増強・魔法の言葉★朝たん
『朝たん』と言う言葉は生涯忘れないようにね。
『朝たん』と言った言葉を知った人は、何と筋肉量が700gも増加したのです。
朝たんを行った人は、筋肉量が凄く増えた人が続出したのです。

普通人間は夜に寝ると、寝る前に測った筋肉量が朝測ると減っているのです。
毎晩夜に寝るうちに筋肉量が減ってしまうらしいのです。
番組のスタッフの測定では、600gの筋肉が減っていました。
どうゆうことなのでしょうか。
ただ寝ただけなのにね。
また、3ヶ月ほど筋トレをしても筋肉がつかずに
数年前に比べても筋肉量が減っているのです。
幾ら筋トレをしても効果がないばかりか
返って減っているのです。
このように毎日筋肉が減っているので
朝たんと言う言葉を知っておく必要がありますね。
『朝たん』のたんはたんぱく質です。
筋肉は何から出来ているのかと言えば
私たちの口から入ってくるたんぱく質なのです。
そのたんぱく質は血液にアミノ酸として取り込まれるのです。
筋肉が血液中からアミノ酸を摂りだして筋肉へと運び込みます。
次から次へとアミノ酸を取り込み筋肉はムキムキになります。

でも血液中のアミノ酸が必要なのは筋肉だけではありません。
1.臓器が一つ一つの細胞を作るのにアミノ酸が必要なのです。
2.免疫機能の免疫細胞の一つ一つもアミノ酸で出来ています。
3.酵素やホルモンもアミノ酸を必要とします。
4.エネルギーも糖や脂肪の無いときにはアミノ酸をエネルギーとして使います。
そして夜がやってきました。
寝ている間にアミノ酸のもとになるたんぱく質は
口から入ってくることがないので足りなくなります。
でも生きていくうちにはアミノ酸は必要なので
自らの筋肉を分解しアミノ酸に変え血液に放出し
臓器や免疫機能、酵素やホルモン、エネルギーとして
使われるのです。
ですから夜には筋肉はぺっちゃんことなります。
このことは、人類、男女関係なく
また
年齢も関係なく行われることです。
8時間ぐっすり寝ている間に
筋肉から足りない分のアミノ酸が減ってしまいました。
自覚症状も何もないうちに
筋肉量が知らないうちに減ってしまうのです。
夜寝ている間は筋肉を壊している時間帯なのです。

それならば
夜寝る前にたんぱく質を腹一杯摂取し
寝ればどうかということなのですが
そうすると
血液中にアミノ酸がいっぱいになってしまうのですが
そうすると余ったアミノ酸はどうなるかといえば
捨てられてしまうのです。
実はアミノ酸は溜めておけないのです。
朝ごはんをきっちりと食べているのにもかかわらず
筋肉量が減っている方がおられます。
それは
朝ごはんにたんぱく質が少ないのが原因なのですが
なぜ朝ごはんにたんぱく質が少ないことが問題なのか。
十分な朝ごはんのたんぱく質は
筋肉の合成にスイッチを入れる大事な役割があるのです。
たんぱく質が少ないと
筋肉の合成にスイッチが入らなくなるのです。
1回の食事でたんぱく質20gを摂らないといけません。
それは筋肉を作るという刺激を食事で得るため必要な
たんぱく質の量となります。
たんぱく質の量は
トータルで1日の総量だけ足りていればいいと言うことで無く
一食一食たんぱく質をしっかり20g 20g 20gと摂ることです。

例え運動を頑張っている方も同じように
朝たんぱく質を摂らないと筋肉が増えません。
実験で朝ごはんにたんぱく質20gとるグルーブと
夜ご飯にたんぱく質20gとるグルーブの筋肉量を
測って見ると3ヶ月後には朝にたんぱく質20g
摂ったグルーブは筋肉量が40%もUPしていました。
まずはいきなりでは無く10gを目安に
牛乳など摂りやすいもので摂ってみること。
筋肉の量はだいたい30歳代をピークに徐々に
減っていきます。
もしたんぱく質を朝食で摂っていないと
減っていくスピードが加速されます。
ですから若い人でも気を付けないといけませんね。
普段の日本人の朝食のタンパク質の量は大体10gで
そこにあと10gのたんぱく質をプラスすれば良いのです。
目標は朝にたんぱく質10g足すこと。
朝たんカードで直ぐにたんぱく質の量が
分かりますよ。
毎朝朝たんカードで確認すると
いいですね。


タンパク質の含有量まとめ
タンパク質を豊富に含み、かつ手に入れやすく食べやすい食品のタンパク質含有量をまとめてみました。(文部科学省 食品成分データベース参照)
▪肉類(100gあたりタンパク質含有量)
生ハム(24.0g)、鶏ささみ(23.0g)、ローストビーフ(21.7g)、牛もも肉(21.2g)、豚ロース(19.3g)、鶏砂肝(18.3g)、ロースハム(16.5g)、ウインナー(13.2g)となっています。
▪魚介類(100gあたりタンパク質含有量)
イワシ丸干し(32.8g)、いくら(32.6g)、焼きたらこ(28.3g)、するめ(69.2g)、かにかまぼこ(12.1g)、魚肉ソーセージ(11.5g)などがあります。
▪卵類(100gあたりタンパク質含有量)
卵黄(16.5g)、ピータン(13.7g)、ゆで卵(12.9g)、ウズラ卵生(12.6g)、生卵(12.3g)、ポーチドエッグ(12.3g)、卵白(11.3g)、ウズラ卵水煮缶(11.0g)です。
▪大豆製品(100gあたりタンパク質含有量)
きな粉(35.5g)、油揚げ(18.6g)、納豆(16.5g)、がんもどき(15.3g)、厚揚げ(10.7g)、こしあん(9.8g)、豆腐(6.6g)、豆乳(3.6g)となっています。
▪乳製品(100gあたりタンパク質含有量)
パルメザンチーズ(44.0g)、脱脂粉乳(34.0g)、プロセスチーズ(22.7g)、カマンベールチーズ(19.1g)、クリームチーズ(8.2g)、植物性生クリーム(6.8g)、ヨーグルト(4.3g)、牛乳(3.3g)です。ただ乳製品は各商品によりタンパク質含有量に差がありますので成分表記で確認しましょう。