2000年当時、湖の水が少ない 2014年現在でほとんど水がなく消滅寸前
アラル海は中央アジアにあるが、ほぼ消滅!!かっては世界4位の湖!!
中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがる
塩湖のアラル海が、アラル海北部と西部を残してほぼ消滅の
危機にあります。
このことは、米国航空宇宙局のNASAの観測で分かったもので、
NASAが9月に観測したデーターの衛星写真では、湖水の減少
で分かれた東アラル海が完全に干しあがっているそうです。
旧ソ連時代から、灌漑で湖水が大幅に減ったことに加えて
今年の気象状態から、降水や降雪が少なかったことの影響もある
と言われています。
アラル海は、以前は琵琶湖の約100倍の大きさがあり、世界で
第4位の広さがあったようだ。
NASAによると、
アラル海には2本の大きな川が注いでいたが、
1960年代以降の当時の旧ソ連政府が
農業用水のために水の確保を行い、湖に注ぐ川を迂回させて
運河に流入させ、大規模な取水を行ったことで、縮小化が進んだようだ。
この地方は気温を調節する水が無くなったので、冬はより寒く、
夏はより暑くなっているらしい。
それに、この地方の人達の漁業に依存していた人達も地元の経済が崩壊しているという。
また、農薬で汚染された湖底の土煙が風に巻き上げられ、
住民らの健康被害が深刻だと言われています。
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