椎間板ヘルニアと座骨神経痛のあまりの激痛で右脚は要らない、切断してほしいとまで思い、死にたくなりました。

7月の初め頃に何か右脚に違和感を覚え、暫くすると痛み出しました。

あっ、また座骨神経痛が始まったなーー、なんて思っていましたが、2,3日立つとそのうちに激痛におそわれ、あまりの痛さで動けなくなったんですよ。

今回は右脚がじわじわと痛み出したのですが、あれよあれよと思っているうちに激痛に変わり、動くとビリビリと電気がはしるような痛みと、骨や筋肉が焼けそうな痛みで声も出なくなりましたね。

どの姿勢をとっても、座っても立っても寝ても横になっても痛みが凄くて、この右脚はどうにかして、切断してくれてもかまわないとさせ思ったくらいでね。

この痛みは経験したことのある人で無いと理解出来ないと思いますよ。

家内は私の痛みの強さを知らないので、私にあれこれコマンドを飛ばしあれやれこれやれと言うのですが、痛さで出来ないと言うと「何もしてくれない」と言って怒ってしまってケンカにもなりましたね。

家内は私の痛みを理解してくれなかったようでした。

それで、近くの整形外科に行きましたところ、痛み止めの「リリカOD錠」をもらい飲みましたが、全く効かないのです。痛み止めを飲んでも痛みが効かないのでもう地獄ですよほんとうにね。

それから夜を迎えたのですが、ベッドで横になると右脚がビリビリと痛み、お尻のくぼみ当たりがジンジンガンガンと猛烈に痛むので当然眠気なんてきません。

その夜は一睡もせずに朝を迎えたのですが、夜中中七転八倒をしておりましたね。ベッドで座ったり、足の膝の下にクッションをおいたり、ベッドから降りて床に座ったり、イスに座ったりとあらゆることをして朝を迎えました。

この日の夜だけは我慢できましたが、なんと次の日の夜も次の夜も連続夜に眠ることを許されず、頭がおかしくなりそうでしたね。

延べにして4~5日夜は一睡もしておりませんでした。

あまりの痛さのため、これは普通じゃないぞと思い、近くの整形外科の先生にも相談せずに、脊椎センターの有名な医師の予約をとりました。

予約を取ったのですが、その予約は1ヶ月先まで埋まっていて、1ヶ月は何が何でも痛みを我慢しないといけない覚悟をしいられました。

予約を取った明くる日に近くの整形外科を訪ね、帰り間際に脊椎センターの予約を勝手に取ったことを言いますと、整形外科の先生に怒られましたが、丁重に謝り理解をして戴き紹介状を書いて戴きました。その時にMRIをこちらで取っておけば脊椎センターでは取らなくて良いので診察も早く終わるよと言われ、先生には親切に診察をして戴いた訳なんですよ。

とにかく脊椎センターに早く行って診察をして欲しかったのですが、それまでが長くて長くて痛みとの戦いでした。

でも、じっとしていても痛みが酷いので、痛みを堪えて腰を折り少しでも痛みがすくなくなる姿勢で歩くようにしていました。私の部屋は2階なので、食事は1階の食堂まで行かなくてはなりませんから、階段の上り下りも気を遣い一段一段慎重に上り下りをしておりましたね。

痛み止めが余り効かないので先生にお願いをし、リリカからロキソプロフェン(ロキソニン)に変えて貰ったのですが、それも余り効かなくオマケに副作用で胃腸や肝臓を壊す恐れがあると言われ、出来れば1日の量を減らす様に言われましたが、とてもとても痛みが酷く減らす訳にはいきませんでした。

それでも、あと3日で脊椎センターの診察が受けられると言う頃には痛みが少しマシになってきたのです。

その時に思いましたね。以前NHKの「ためしてガッテン」で腰痛の番組をやっていたことを思い出し、やっぱり『椎間板ヘルニア等の腰痛は放っておいても治ります』の言葉どおりだったのだと。

その証拠に脊椎センターの有名な医師の診察を受けたのですが、手術するには及ばないの診察結果で、もしその脚が動かなくなればその時から3ヶ月以内に来て貰えれば手術してあげますよ。

脊椎センターから帰ってきて勇気づけられた性か、ぐんぐんと良くなっていきましたね。庭木の手入れや畑の軽作業など痛みが酷くならない程度で作業をこなしました。

今では、完全には痛みは取れてはいませんが、かなり楽になり畑や庭仕事もこなしています。もちろん未だ無理はできませんが、痛みが酷くならない程度で動いています。

私が思うに、痛みが酷いからっと行って絶対安静は良くないと思いますよ。近所の後輩で私同じ症状で余りに痛みが酷いのでTVを見ながらずーっと寝てたようですが、動けるようになるまで1年の月日が掛かったようです。その彼は絶対安静が良いと思っていたようで、その間私も彼を見たことが無かったのですが、後で聞いて見れば1年間ずーっと寝ていたようでした。そりゃー回復を遅れるわーーって思いましたね。

絶対安静は昔の治療方針で今は、温存療法で手術もしないで痛みを堪えて動きなさいと言う治療方針見たいですよ。これが一番回復が早い治療方針だとされているようです。

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