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■ニキビは皮膚科で治るの?長年のニキビにさよならしたい!!
子供の頃と言っても、ちょうど思春期頃からの悩みですが、ニキビが酷く恥ずかしくて、どうしても治したくて皮膚科に通っていました。
当時はあまり医学も進んでいなかったのでしょうか、ビタミン剤と抗生物質の二種類を処方されるだけでしたね。
案の定ニキビが治るってこともなく、医者からは『年頃になると誰でもニキビはできるモノで、青春のシンボルだから、あまり気にしない方が良いよ』って言われる始末でした。
しかし、それから十数年あまり経った今、再度皮膚科を受診するとニキビの治療も大変大きく様変わりしておりました。
■ニキビの原因は年齢によっても異なります
ニキビができる原因は、皮脂や角質が毛穴を塞ぐことでできるといわれていますが、その原因は、大きく分けて6つになります。
1. 体質や年代による肌の乾燥や皮脂の過剰。
2. 睡眠不足による免疫力の低下や代謝機能の低下。
3. 油っぽい食事を摂取することにより、皮脂が過剰に分泌される。
4. 過度なストレスによって、ホルモンバランスが崩れる。
5. 身体の冷えによって、代謝が低下する。
6. 肌の乾燥により、皮脂が過剰に分泌される。
私の悩んできたニキビも、若い頃と今とでは原因が違いますし、できる場所も変わりました。若いときは額にできていたニキビが、大人になると頬や口周り、フェイスラインにできるようになりました。
特に頬にできたニキビは、大きくなりやすく跡に残るケースも。また、同じ場所に繰り返しできるという特徴もありました。…
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■皮膚科でのニキビ治療とは?
ニキビとは、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という病名のついた皮膚の病気なんですよ。
病気なんだから病院で保険適用で治療を受けることができるんですが、ニキビ痕(あと)を残さないようにするためにも、なるべく早く治療を受けた方がいいでしょう。
そこで、病院での治療について皮膚科の先生に聞いてみました。
■■ニキビの診察
皮膚科を受診しますと、まず、ニキビが出始めた年齢や出ている部位、症状の変化、便通や食べ物の好き嫌いなど、また女の人は生理の周期や程度などについて問診票に記入をしてくださいなんて言われます。
■■患者にあったニキビ治療薬の処方
ニキビ治療薬には、飲み薬と塗り薬の二種類があります。
■■■飲み薬
抗生物質(菌の繁殖を抑える薬)や炎症を抑える薬、皮脂の分泌を抑える薬、ホルモンのバランスを整える薬などが処方されますが、漢方薬を処方されることもあります。
飲むタイミングはほとんどの場合、食後。漢方薬の場合は食事と食事の間に飲むことが多いです。
■■■塗り薬
菌の繁殖を抑える薬や炎症を和らげる薬、毛穴のつまりを改善する薬などが処方されますが、症状によっては、組み合わせて使うこともあります。
顔全体につけたり、ニキビの部分だけつけるものなど、使い方はさまざまで、たいていは洗顔した後の清潔な肌につけます。
■■赤いニキビがなくなったら治療は終わりなのか?
赤いニキビが消えてなくなっても安心は出来ません。
新しく出来てくるニキビを抑えるために、毛穴の詰まりを改善する薬を処方されることがあります。
医師の指示に従って積極的に治療を続けることが肝要です。