人種とか性別とか問わず、3歳までの子供には、鬱病やパニック障害などの心の病は存在しません。
また、肉体的にも、肩こりや腰痛やその他の体の不調も、生まれつき健康な子供に関して言えば、患いません。
ところが、成長する過程において、早い子で小学生の頃から、色々な心身の障害や不調を訴える子が出てきます。
そして、心身の不調を訴える人には、ほぼ全ての方と言っていい程、目で見て分かる程、有る共通した『身体的特徴』が存在するようです。
逆に、心身ともに健康な人には、その特徴は見られません。
ですから、その共通した『身体的特徴』を体からきれいに取り除くことで、ほとんどの方が120日間で、様々な心身の不調を根本から改善し、健康な体にすることができるのです。
すなわち、心身の病を完治、健康な体を取り戻すことができるのです。
試してよかった!「うつ病、パニック障害、自律神経失調症」改善法
私自身、心身の不調に違和感をもったのは17歳の高校3年生の時のことで、新しいクラスに変わったばかりの頃でしたね。
その時にまず感じたのは、のどの違和感、のどの圧迫感を感じることでした。
それは、のどを締め付けるような圧迫感でした。
そんな感じ、いずれはなくなるだろうと思っていたのですが、1ヶ月経っても消えなかったので、大事をとって病院へと行きました。
ところが、そんな症状があるにも関わらず、病院では、何の異常も認められないとの診察結果でした。
この時ののどの圧迫感や違和感とは、その後17年間付き合うこととなったのです。
大学へ入学したものの、そののどの症状は治るどころか余計に辛いものになったのです。
それでも、いつかは治ると余り気にしないように努めていたのですが、症状は治る気配するなくそれ以上に辛いものに。
大学を卒業し不動産会社に就職しましたが、仕事でのストレスや疲労などにより、のどの症状はもちろんのこと、頭痛や不眠、肩こりに不安感、絶望感などの感情に襲われるようになりました。
それでも当時はまだ精神科や心療内科などには行かずに、内科や外科、耳鼻科などで原因を探っていたのでした。
どこの科に行っても、これと言った原因が見つからず、勤めていた会社は2年半で辞めることになりました。
1年間の休養をとることとして、家におりましたが、のどの症状は人と話すことが辛いために、なるべく人と話すことをしない職場を探し、その結果レストランの料理人の仕事に就きました。
それは、もともと料理に興味があったことと、個人経営の店だったので、肉体的には辛い仕事だったのですが、精神的には以前の職場のようなストレスがなく、何とか仕事は出来ていました。
しかし、28歳頃から将来の事を考えるようになり、考え出すと不安感や絶望感、恐怖感といった負の感情に襲われてしまったのです。
レストランの仕事を勤めながら、休日に病院へ行ったりしてましたが、相変わらず症状は改善されず、歳を重ねるごとに心身の症状が酷くなっていきました。
30歳になった頃、心も体もボロボロになり、仕事を一切辞めて実家に帰り、自宅療養をすることにしました。
この頃から心療内科や精神科を受診するようにしたのですが、処方される薬をのんでもこれと言って症状が改善される訳も無く、医者の指示通り認知行動療法などを取り組んでみても、症状は全く改善されなかったのです。
むしろ仕事を辞めて自宅に一日中いるようになると、次第に心身の症状が悪化していくのが分かりました。
当時、診療内科や精神科の病院を数カ所通っておりましたが、行く先々で『うつ病』『パニック障害』『強迫性障害』などと違う病名がついておりました。
のどの圧迫感も、その頃には呼吸困難になるほど悪化し、頭痛も激しく、起きられないほどのめまい、吐き気、背中の痛み、じんましん、手のしびれ、幻聴、便秘と、もうどこから手を付けていいのか分からない程、様々な症状に悩まされていました。
一番辛かったのは31歳の頃で、その時の私は完全に絶望的で、この貯金が無くなれば自殺しよう、とまで思い詰めていました。
因みにこの時の体重が、今までの人生最大の重さで、身長155㎝、体重62㎏だったのです。
そして、この頃までに治療のために使ったお金は300万~400万円ほどでした。
病院はもちろんのこと、整体、整骨院、カイロプラクティック、鍼灸、催眠療法、気功、健康食品・・・・など、果てはお寺通いまでしました。
少しでも評判がいいと、福岡からわざわざ東京、神奈川まで足を運んだことがありました。
しかし、どこへ行っても何をやってもはっきりとした症状の改善が見込めず、症状は悪化する一方でした。
ところが、貯金が50万円を切った時、もう治療のためにお金を使うことを辞めようと思いました。
その頃の私は、社会復帰は完全に諦めていて、当時一番辛かった「不眠」だけでも、どうにかならないかと考えておりました。
このとき、ある日1日だけ特に理由があったわけではありませんでしたが、その日1日だけ、一切体を横にせず、背もたれを使わずに座って過ごしてみました。
背もたれに寄りかからないで座ること自体は、当時は凄く辛いことで、すぐに横になりたいと思いましたが、どうゆうわけか、そこを我慢して1日だけその状態を続けてみました。
すると、その日の夜に、幾日ぶりかと思えるほど良く寝られ、朝までノンストップで8時間以上寝られました。
私がなぜ背もたれに寄りかからず座ることを試したかというと、レストランに勤めていた頃、当時の料理長が休みの時間も横になったりせず、常に背もたれに寄りかからずに座っていたからなのです。
このときの料理長が既に還暦に近い年齢で有りましたが、見た目も若く心身ともにタフな人だったのでした。
そのことを思い出し、何となく1日だけ試して見ましたが、その夜はしっかりと寝ることができました。
さらに翌日、いつもよりもはっきりと体調がいいことに気づきました。
以前から姿勢については考えていましたが、どんなに自分なりに姿勢を良くしても過ごしても、これといった変化はありませんでした。
『姿勢』とは、本来意識して作るものではなく、無意識に出来ていないと駄目で、自然に正しい姿勢が出来るようになるには、体から歪みを取り除く必要があると考えるようになりました。
それからおよそ2年半の月日が経ち、自分自身の体で様々な運動や食事、日々の座り方、枕の形などを試して見ました。
どの筋肉をどのような運動でトレーニングすれば翌日に体調が良くなるのか?
どのような座り方をすれば体を歪ませないのか?
何をどのような食べ方をすれば翌日に体の調子が良くなるのか?悪くなるのか?
考えつく限りのありとあらゆることを自らの体で試しました。
その結果、『大腰筋』、『僧帽筋上部』、『前鋸筋』という3つの筋肉の衰えが、体の歪みを作っていることを突き止めました。
それに伴い、日常生活における座り方、寝るときの枕の選び方、身体を歪ませない座り方などが分かってきました。
これらのことを更に試行錯誤を繰り返しながら、自分自ら実践することで約1年後に身体から歪みを全て取り除き、全ての精神疾患、不定愁訴などの症状を消し去ることができました。
この時点で私は34歳になっていましたが、貯金も使い果たしその上借金までしていました。
30歳半ばで無職、その上借金まで抱えていましたが、そんな最悪な状況で「なんとかなる」と心から思えていました。
その時、身体の内側から、自信がみなぎり、むしろその状況で「これから乗り越えることが楽しみ」といった心境でした。
元来私はネガティブな性格なので、その当時自分自身があまりにもポジティブな考え方ができることに非常に驚いていました。
その後は、食品会社に就職し営業を続けております。
35歳で就職し年下の先輩の多い中、特に不安や劣等感も感じず、むしろ体が軽く疲れないことと、頭の回転がまれまでの人生の中で一番回ることで、直ぐに仕事を覚え今では毎日の生活が充実しています。
現在39歳ですが、(2017年当時)、2年前に結婚も出来、苦しんでいた頃を思い返せばとても考えられないような人生を歩んでいます。
今日現在、これをご覧頂いているあなた様も、様々な心身の不調に苦しんでおられることと思います。
どこの病院に行っても、どこのお医者さんに掛かっても心身の不調が改善されず、時間とお金の無駄遣いをしてきたことと思います。
しかし、改善は必ずあります。
諦めて立ち止まらなければいつかご自身にあった改善法に出会える日が来ると思いますよ。
それが、私の改善法と同じものかも知れませんし、他の方の改善法かも知れませんね。
一番いけないのは、諦めて何もしないことです。これが一番悪いです。
私の好きな言葉に、ヒンドゥー教の一説があります。
「心が変われば、態度が変わる」
「態度が変われば、行動が変わる」
「行動が変われば、習慣が変わる」
「習慣が変われば、人格が変わる」
「人格が変われば、運命が変わる」
「運命が変われば、人生が変わる」
とあります。
ただ最初の心を変えなければなりませんが、心を変えるためには体を変えなくてはなりません。
健全なる精神は健全なる肉体に宿るです。
体を変えるとはつまり、「歪みを取り除き、崩れた体を元の状態に戻す」ことです。
体から歪みを取り除き、人間本来有るべき体のの構造(産まれた時の初期状態)へ戻して(リセット)あげれば心身のあらゆる不調は消え、楽になります。
そうなれば考え方や行動が変わり、最終的には人生さえも変えられます。
人生を変えるには、年齢は関係ありません。
いつからでも人生はやり直せると私は思います。
この改善法が、その力となれば幸いです。
試してよかった!「うつ病、パニック障害、自律神経失調症」改善法