目次
1.認知症予防
加齢に伴う脳の萎縮や脳に老廃物が溜まることから発症する認知症なんですが、その患者数は増加の一途をたどり、厚生労働省の発表によれば8年後の2025年には700万人、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると、人ごとでは済ますことのできないことが目の前に迫っています。
記憶力テストで残念な結果に終わったあなたも大丈夫ですよ。
名医オススメの認知機能改善法で改善できます。
1-1.そこで、名医がオススメの2大認知機能改善法をお伝えします。
以下の2つを今から始めれば認知機能のリスクを減らすことができます。
①日本人が大好きなカレーライスを食べる
スパイスをよく使うインド人とスパイスを使わない米国人を比較してみると、スパイスをよく使うインド人はアルツハイマー病の発生率は約4分の1であることが判明しました。
日本人が大好きなカレーライスに認知機能の予防・改善効果が期待出来るのなら有り難いことです。
しかし、1つだけ問題があるのです。
高齢者の加齢にはカレーを食べると良いと言われています。
しかし、カレーの中の何が良いのでしょうか?
カレーの中のスパイスとは?
そうなんです。ターメリックが認知症に良いのです。
ターメリックとはウコンです。
ターメリックに含まれる成分のクルクミンが良いようです。
脳に溜まるアミロイドβを除去する働きがあるのが、クルクミンのようです。
アミロイドβが脳にあるマウスに、毎食クルクミンを食べさせたところ、17ヶ月過ごしたマウスの脳細胞はどうなったのでしょうか?
MRIの画像でマウスの脳を見てみると、なんとアミロイドβがなくなっているではありませんか。
アミロイドβがマウスの脳からほとんどなくなっていました。
クルクミンがアミロイドβを除去する、アミロイドβを溜まらなくする働きがある可能性があるようです。
人間のアミロイドβは50歳代くらいから溜まり始め70~80歳代で認知症を発症する人が多いのです。
ですからの全年齢の方にカレーを食べて欲しいと言うことです。
②認知機能改善コグニサイズ
コグニサイズとは認知症予防に効果のある運動のようですが、果たしてどんな運動なのでしょうか。
コグニサイズとは、国立長寿医療センターが開発した頭を使いながら様々な運動のことです。
コグニサイズで認知機能の低下を予防するのが狙いです。
ラダー図の上を歩く方法なのです。
つまりラダー図とはハシゴ型の図の上を4歩歩くのですが、支持者の命令通り歩かないといけないので、凄く頭を使うようです。
脳の血流量を測定してみると、ウォーキングをすることで少し血流量が増えましたね。
次は計算をしてもらうともっと血流量が増えました。
しかし、コグニサイズをしてもらうと、何と血流量が半端じゃありません。
もの凄い血流量です。
これには番組のゲストの方々も非常に驚いていました。
このように年齢を重ねても認知症にならないようにする努力は必要ですね。
そのことは分かりました。
コグニサイズを行うことで認知症予防を行うことが可能だと。
しかし、家庭ではそんなこと出来ないでしょう・・・?
それは、もっともですね。
しかし、それが出来るのですよ。

③ボールペン2本でできるコグニサイズ
鹿児島大学医学部保健学科理学療法学科教授 国立長寿医療センター 客員研究員の牧迫飛雄馬先生が教えてくれました。
この先生は国立長寿医療センターで「コグニサイズ」の開発に尽力を注がれておられます。
まず、ボールペン2本を用意して下さい。
ボールペンを床のラダー図のように端におき、1.2.3.4.5.6.7.8と数えて行きます。
ボールペン2本の間で足踏みをすることです。
そして、指示された数字の時だけ足をボールペンより外へ出します。
このような遊びをするだけで、脳の血流が増大し認知機能が良くなるようです。
皆さんもやって見て下さい。