膝痛
変形性膝関節症
変形性膝関節症の原因は
加齢により関節のクッションの軟骨が減る病気で
この場合の多くは
内側の軟骨が減るため
膝が外側に傾くことになります。
内側の軟骨が減るため膝がジョジョに
外側に傾きO脚になります。
またO脚になると関節の内側の一点体重が掛かるため
骨が擦れ、激しい痛みが走ります。
それが進行すると削れた軟骨や骨の破片が筋膜に飛び散り
膝が腫れることになり、歩くことさえ出来なくなります。
この病の自覚症状がある人は約1000万人
潜在的な患者は約3000万人いると言われています。
そんな中、神奈川県横須賀市横須賀市民病院の
凄腕整形外科医、竹内良平先生が
人工関節の手術で、そんな痛みをなくしてくれる
ようです。
痛くて歩けない患者でも、手術を受けることにより
痛みを完全に取れる方もおられるということで
完全ではなくても、手術前に100ある痛みが
10までくらいには改善し治るようです。
時には、全国は元より、海外からも助けを求めて
くるようです。
その先生の手術実績は、年間に約400件あり
1日に6件以上も手術を行うこともあるそうです。
普通は膝関節の一部を切り取り、人工関節に置き換える
手術となりますが、人工関節は金属で出来ているので
痛みは無くなるモノの、走ったり正座したりが出来なくなります。
竹内先生は、そんな不便を解消する
驚きの手術法を開発されました。
竹内先生の手術法では、人工関節に金属を使わずに
リン酸カルシウムでできた人工骨を使った手術を行います。
このリン酸カルシウムでできた人工骨なら
本物の骨に非常に成分が似ているため、
直ぐに体重をかけて歩くことも可能になります。
また入れた人工骨は脚本来の骨と同化するため
本物の骨となるのです。
関節の痛みの原因の骨の削りカスを削りとって
関節そのものはその後手をつけず
曲がった脚にキズをいれて
人工骨のクサビを打ち込む手術のようです。
短期間で治り、スポーツも出来るようになるようです。
毎日膝の激痛に悩む患者さんにとっては
本当に助かる有り難い手術です。