難聴と認知症
耳の鼓膜の奥の毛がありますが、この毛は音の高さにより反応する毛が異なります。
この耳の中の毛は、年齢を重ねると少なくなり、高い音ほど聞きとりにくくなります。
例えば、『ペンチ』をベンチとか、天地とか、電気とかに聞き間違いが多くなる。
耳が聞こえにくくなり、音が脳に入らなくなると、脳の萎縮が進むことが
分かってきています。
つまり、認知症になりやすいということでしょう。
難聴を放置すると、認知症を発症する確率が非常に高くなるという研究報告が
多く発表されています。
音が聞こえずらくなり、会話など脳を働かせるコミュニケーションが不足すると
認知症を発症してしまうことがあります。
今までの研究によりますと
軽い難聴の場合でも
認知症になりやすい確率は
1.89倍あり
中くらいの難聴で、3倍
思い難聴なら4.94倍にもなるようです。
難聴になると、友達の会話にも入っていけないし
電話でも出られないので、毎日の生活も嫌になってゆくようです。
今アメリカでは、60:60セオリーが提唱されていて、
ヘッドホーンなどで60分以上は聞かない。
ボリュームは最大の60%より大きくしない。
が提唱されています。
そうでないと、将来難聴になり
脳の萎縮が始まり
認知症にまっしぐらとなります。
それを予防するには、耳の毛を大切にし耳の血流を良くし
大きな音でイヤホンで音楽などを聴いたりしないことです。
耳の血流を良くするには、ウォーキングなどの運動が大事だと
言われています。
耳を大切にし、将来認知症にならないように
ウォーキングやジョギングなどに励み
耳の血流を良くしましょう。