エクオールをサプリで摂らずに食品で増やす方法とは?
身体を守っていた女性ホルモンの分泌が減少
女性ホルモンが減少すると、柔らかかった血管がバリアー機能を失い、徐々に硬くなる動脈硬化になり、生活習慣病を発症しやすい状態に。
この女性ホルモンの減少こそが、女性の健康のターニングポイントなのです。
でも、女性ホルモンが減ってしまうことは、歳を取れば誰にでも起きること。
今までの常識では、自分ではどうすることも出来ない。
がしかし!
近年の研究で解明されてきた新事実こそ、女性ホルモンに成り代わって身体のバリア機能を保つ「スーパー物質」の発見なのです。
その物質の名は、「エクオール」といいます。
この「エクオール」を手にすることができれば、動脈硬化が進んだ血管も、見違えるように若返り、脳梗塞や心筋梗塞といった病の予防が期待できるのです。
嬉しい事に、肌のシワも減ってきて若々しく蘇り、なんと、がんの予防まで期待できるのです。
しかも、このエクオールは女性に良いだけではなく、男性にとっても血管が若返るだの同じ効果が見込めるのです。
では、健康物質「エクオール」とはどんな物質?
エクオールと言う物質は、妊娠した馬の尿に多く含まれているのです。
しかし、なぜそのエクオールが女性ホルモンの代わりを務めてくれるのでしょうか。
それは、女性ホルモンのエストロゲンとエクオールの化学式が似ていて、ほとんど一致するのです。
エクオールの構造が女性ホルモンのエストロゲンにそっくりなのです。
実際に動脈硬化が進んだ方に投与したところ、血管年齢が20歳若返ったのです。
女性なら、今最も関心の高い乳がんの予防や、男性なら前立腺がんの予防にもなることが分かってきたのです。
ここで、嬉しいお知らせですが、この若返り物質の「エクオール」なんですが、馬の尿に頼らずとも体内で作る事ができる物質なのです。
では、どうしてこの健康物質「エクオール」を体内で作り出すことができるのか?
血管を守る働きがエストロゲンにはありますが、それとそっくりに「エクオール」にも血管を守る働きがあります。
それに、シワの深さを浅くする、シワを改善する働きがあります。
しかし、エクオールは体内で作れますが、エクオールが作れる人と作れない人がいます。
また、作れる人の中にも、潤沢に沢山作れる人と僅かしか作れない人とがいます。
それでは、エクオールを作れる人とはどんな人なのでしょうか?
大量のエクオールが体内にある人は、どんな食生活なんでしょうか。
健康だけでなく、美しさの秘訣もエクオールに関係しているのかも。
エクオールを作り出す元は、大豆食品なのです。
大豆イソフラボンが鍵のようです。
納豆や豆腐などの大豆食品が腸内細菌(腸内フローラー)でエクオールを作り出すのです。
大豆イソフラボンのポリフェノールが、女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをするので、エクオールを作り出すようです。
また、大豆食品と一緒にとると、よりエクオールが作られやすい食材があります。
それが、玉ねぎやゴボウなのですが、玉ねぎやゴボウには、フラクトオリゴ糖が多く含まれていて、それが腸内最近のエサになるのです。
その他、トマト、にんにく、バナナ、アスパラガスなども同様の働きをするようです。