人間はもちろんのこと、動物が長生きするためには、慢性炎症を抑えることで長生きができるようです。
慢性炎症を止めれば、長生きできる。
そうなんです。
慢性炎症を止めれば、腎臓や心臓の機能が良くなるし、がんのリスクも減ります。
もちろん、人間も歳をとりますが、それでもより健康に年をとっていくことができれば、本当に幸せなことなんですね。
そうすると、がんやその他の病気にならずに天寿を全うすることができます。
その基準となるのが、CRPの値で分かるんです。
人間ドックなどで血液検査をしますが、その項目を見れば、「CRP」という項目が見つかります。
町のクリニックの検査でも、CRPの項目がありました。
血液検査で、CRP(C-Reactive Protein)が低い程身体のどこにも炎症はおきていないということで、身体が健康であることを表しています。
しかし、年齢を重ねると、どうしてもCRP値が上がっていきます。
それと、肥満はCRP値の大敵です。
肥満すると、脂肪細胞がふくれ、免疫細胞が集まり、炎症を起こすことになり、肥満することで慢性炎症が進み、不健康な身体と言えます。
と、いうことから、まずダイエットを行い、歳をとっても肥えないで痩せた身体にいられると長生きが出来るということになるようです。
93歳で毎日ジョギングをしているお年寄りの方のCRPを検査してみると、なんと0.002でありました。
そのことから、健康な人ほどCRPが低いと言えます。
慢性炎症の原因とは、つまりCRPの値が高いということから、肥満、過度の飲酒、ストレス、喫煙、高血糖、加齢などが考えられます。
マウスを使って実験した食材とは、豆、キノコ類が炎症を抑えることが分かっています。
豆、キノコ類の中に入っているポリアミンと言う物質がが炎症を抑える効果があるようです。
ポリアミンを多く含んだエサ与えたマウスが、いつまでも元気で毛並みを良くて長生きをしたんだそうです。
その結果から言えることは、ジョギングなどを行い肥満を解消し、ポリアミンを多く含んだ食材である、豆やキノコ類を多めに食べでスリムな身体を保つことが長生きの秘訣と言えますね。