厚生労働省「平成24年人口動態統計」より
平成24年の統計データーによると、日本人の死因第2位の心疾患(心筋梗塞や狭心症など)と第4位の脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)を合わせると、約4人に1人が動脈硬化が一因とする疾患で亡くなっています。
働き盛りを突然襲う、心筋梗塞・脳梗塞
また、記憶に新しいところでは、30代のサッカー選手の急死、30代女性アナウンサーや40代女優の入院など、若年化も進んで来ています。
特に脳梗塞は、日本人の寝たきりの原因第1位で、一命を取り留めても重い後遺症が残るものです。
脳梗塞、心筋梗塞を防ぐためのまず第1歩として、ご自身のリスクを知るところから始めて見ましょう。
◇◇◇ 生活習慣・動脈硬化リスクのセルフチェック ◇◇◇
□ 週に5日以上お酒を飲む
□ 胸がギューッと締め付けられる感じがする
□ タバコを毎日吸う
□ 定期的に運動をしていない
□ 以前より物忘れをすることが多くなった
□ 親族に心臓病や脳卒中で倒れた人がいる
□ インスタント食品や脂っこい食事をよくとる
□ せっかちでイライラすることが多い
□ 最近、時間に追われている感じがする
□ 手足の脱力感や痺れを感じる事が良くある
6つ以上該当する方! 危険な状態です。既に小さい脳梗塞や血管の狭窄が起こっている可能性があります 早めの検査で血管の状態を知ることをお勧めします。 |
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3つ以上該当する方! 動脈硬化のリスクがあります。 生活習慣の見直しで改善可能ですが、1度検査で血管の状態を確認することをお勧めします。 |
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2つ以上該当する方! 動脈硬化のリスクは少ない状態です。 今後も検診や人間ドックを定期的に受診し、健康に心がけて下さい。 |
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