年齢を重ねるとどうしても血圧というものは高くなります。
そのようなことから、正常血圧の値が一定とは、病人であるか健康人かの判断基準に問題があるように思われます。
しかし、年齢別の血圧の正常値としては、正式には存在しません。
年齢別の平均値でしかありません。
ところが、色々と調べて見ると、年齢別の血圧の正常値というのがありました。
この一覧表は自分の年齢と重ね合わせて、自分の血圧を評価する判断基準になるもので、分かりやすく、優れたものです。
正常値の割合 | 男 性 | 女 性 | ||||
正常値の割合 | 正常値 | 高血圧の割合 | 正常値の割合 | 正常値 | 高血圧の割合 | |
20代 | 85% | 124/79 | 21% | 62% | 114/71 | 5% |
40代 | 65% | 130/84 | 36% | 41% | 123/77 | 18% |
50代 | 43% | 138/85 | 44% | 31% | 133/81 | 37% |
60代 | 23% | 142/84 | 56% | 22% | 140/82 | 51% |
70代 | 19% | 146/80 | 65% | 18% | 145/79 | 61% |
年齢別の正常値の基準は、あくまでも健康管理の基準として活用することがベストだと思います。
それは、現在の自分の年齢に比べて、基準値より下回っていると、安心してしまい、生活習慣が今までより乱れる恐れがあるからです。
若い頃より血圧が上がっているということは、それだけ血管の動脈硬化が進み、硬くなっている証拠だから油断せずに生活習慣を見直す必要があります。
たとえ、病院にかかって血圧降下剤を飲まないにしても、血圧を下げる努力は必要でしょう。
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