ストレスを感じると、血管が収縮して血圧が上がります。
病院に行き、医師や看護師に血圧を測ってもらうと、「また、血圧が上がるんじゃないか、血圧が上がっていたらどうしよう、何か言われそう」などと考え、緊張してしまうと、血圧は上がります。
それを「白衣性高血圧」と言います。
人によって、人前で緊張したり、白衣を見ると緊張したりすると、血圧が変動するのです。
精神的に興奮状態になると、交感神経が興奮し、心臓から送り出される血液の量が一時的に増大します。
そうなると、血管の壁が固い動脈硬化が進んでいたりすると、余計に血圧を上げることになります。
普段からでも、人は日常の動作により、血圧の上がり下がりの変化をしているのです。
緊張しやすい性格の人は、なるべく穏やかになるよう、呼吸を整えたり、深呼吸を行ったりして血圧低下に努めることが必要です。
健康診断時や血圧測定時に、普段の血圧よりも高くなってしまう、緊張性の高血圧の人は、やはり将来高血圧になりやすい傾向にありますから、普段から生活習慣を見直したり、精神的にもリラックスできる状態を作ることが必要かと思われます。
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