運動を行うと、通常では血圧が上がると思っていましたが、血圧改善対策を見てみると、運動は血圧を下げる効果があることが分かります。
運動を行うと、一時的には血流が増えるため、血圧が上がるのですが、血液の流れが身体全体に行き渡ると、血管が拡がるため血圧が下がって行きます。
つまり、運動を行って一時的に血圧は上がるのですが、運動後に訪れる血圧の低下の効果に期待することが大きいものです。
運動することにより得られる効果とは。
体内のナトリウムを排出することができる。
運動を行うと血流が良くなり、血圧を上げる要因の1つであるナトリウムを、尿と一緒に排出する量が増えることになる。
血圧を上げる要因となる物質の分泌を抑える
運動を行うことにより、血圧を上げる物質の分泌を抑え込み、血圧を下げるための物質の分泌を促進する。
肥満の改善やストレスの発散を促す
運動をすることにより、運動不足の解消、肥満防止になり、日頃のストレスも発散することができ、血圧を下げることができる。
運動には、有酸素運動と無酸素運動の2つの運動がありますが、血圧を下げるためには有酸素運動が効果的なのです。
有酸素運動と言うのは、ジョギングやウォーキングをやることで、無酸素運動というのは、筋トレなんかの運動を言いますが、歳をとると筋肉が落ちるので、私も筋トレもやりたいのですが、血圧が上がると言うことで我慢して有酸素運動に力を入れています。
身体の調子の良い時間帯や調子の良い日には、少しだけ、腕立て伏せを少しだけするようにしております。
しかし、有酸素運動としては、毎朝7Kmのウォーキングと、夕方の8Km以上のジョギングを毎日楽しみながらやっています。
それは、余りにも薬にだけ頼る高血圧対策では、血圧が上がる度に強い薬になる恐れがあり、少なからず副作用のリスクも伴う事になります。
それを避けるためにも、出来るだけ、運動療法と食事療法で下げられるものなら下げたいと思っています。
それでも、もう少しと言うのなら、降圧剤の使用も良いのではないでしょうか。
私の場合も、運動療法と食事療法をメインに血圧を下げることにしていて、それでも下がりきらないところは、緩めの降圧剤を朝に1錠だけ飲むということにしております。