歌舞伎俳優の市川海老蔵の妻、小林麻央の乳がんのステージは、「病状が深刻」と言う言葉だけで、ステージはどのくらいかの発表はなかったものの、その病状について、都立松沢病院の芳賀高浩医師は、「手術を目指しているということは、ステージは高くても3までではないか」とのテレビでの報道でした。
芳賀医師によると、がんはステージ4まで進んでしまうと、「残りの時間をどの様にしてどれだけ延ばすか」と言う段階に入ってしまい、手術をすることの対象にはならないと言うことでした。
海老蔵が「深刻」と表現したことから判断して、ステージ3ならば、生存率は70%を超えることになり、芳賀医師は「完治の可能性も十二分に残されている」と話していました。
それに、乳がんは、ガンの中でも比較的に、抗がん剤や放射線による治療が有効な上に、手術を行うという手段が残されている。
完治には手術の必要性が高いが、ガンが余りにも大きいと、胸をえぐるように大きく切除しなくてはならない。
しかし、治療で原型を小さくしてから手術すれは小さい手術で済むので、この選択肢をしている可能性もあるとのことでした。
転移の可能性については、その部分で拡がって大きくなっている場合と、ワキの下にあるリンパ節を通って、肺や脳、骨に転移する場合があるが、そうなれば手術は不可能なので、そうはなっていない「局所進行ガン」だと思われる、との説明であった。
また、33歳という若さから、ガンの進行速度が速いかと言うと、そういうことは全く無く、ガンの活動性の高さによるらしい。
手術でしっかりと切除すれば、完治できる。
あとは自身の体力や、周囲のサポートの力が大きい、とのことでした。
まあーそれにしても、1年8ヶ月も前に、人間ドックで見つかったのなら、その時にそれなりの処置をとっておけば、今になって慌てなくても良かったのではないか、とも思えますね。
例えば、小さい内に手術をすれば、何の事は無かったし、放射線療法もしかりだしね。
私の家内にもし乳がんが見つかれば、その時に、早いうちに手を打ちますよ。
1年8ヶ月も放って置いたのが信じられませんね。