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カリウムを摂取することで、体内の塩分を排出してくれるので、カリウムを多く含む野菜や海藻類を多く摂ることは、血圧管理には有効かと思われます。

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日本には、医食同源と言う言葉があります。
その言葉通り、食と医療には密接な関係があります。
 
塩分の摂りすぎは、血圧の上昇を招く一方で、カリウムの摂取により、余分な塩分が体内から排出され、血圧を下げる効果があるとされています。

 

高血圧治療中の人は、減塩はもちろんのこと、カリウムの摂取を積極的に心がけ、カリウム料理を選択しましょう。
カリウムが多い食品には、牛乳、さかな、納豆、、りんご、バナナ、ほうれん草、ジャガイモ、アボカド、わかめなどがあります。

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カリウムの摂取には決まりはありません。
主に、ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリー、ジャガイモなどの芋類、果物類ではバナナ、アボカド、プルーン、干し杏など、その他海藻類にも多く含まれています。

 

このようなカリウムの多い食品を積極的に食べるようにし、全体的にバランスの良い食事を目指しましょう。
ただし、腎臓が悪くなった人の食事では、カリウムを多く摂取すると、高カリウム血症になり、かえって高血圧を招く恐れがありますので、気を付けて下さい。
 
高血圧に効果のあるカリウムを含む食材なのですが、血圧を下げるために食品を摂るための重要なことは、一年中その食べ物がスーパーなどで売られていることです。
 
それは、高血圧は短期間だけ血圧を下げることではなく、毎日もしくは定期的に食べ、長期に渡り安定的に血圧を下げることに繋がるからです。

ですから、一年中購入できる食材であることが最適なのです。

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カリウムという成分は、ご存じの通り、高血圧の人にとっては、嬉しい救世主なのです。
カリウムはナトリウムの排出を促進する働きがあるからなのです。
そこで、お勧めなのが、一年中スーパーなどで売られている、リンゴとバナナで、しかも比較的どこの地方でも売られ、値段もそこそこお手軽なのでお勧めの食材です。

 

私の家系は、高血圧の家系なので、積極的に、リンゴとバナナを朝、昼、夕と分けて食べるようにしています。

もちろん、野菜のほうれん草なんかにもカリウムが大量に含まれていますが、欠点として、カリウムは水に溶けやすく、煮炊きすると煮汁に溶けてしまい、肝心のカリウムが摂取できなくなります。

生野菜として摂取すれば良いのでしょうが、ドレッシングやマヨネーズをかけたりすると、塩分、糖分なども加わり、カリウムの効果が半減してしまいます。

このことから、一年中どこのスーパーにもあって、値段も比較的安価であって、生のまま食べられる、リンゴとバナナを食べない理由はないでしょう。
 
バナナとリンゴは、食物繊維も多く含み、便秘にも良いし大腸ガンの予防にもなります。
体内のコレステロールの吸収も抑え、動脈硬化の予防にもなります食物繊維です。
 
何回も言いますが、カリウムを多く含み高血圧の予防に、こんな良い食品のリンゴとバナナを是非毎日食べるようにして下さい。
ジュースにしても良いでしょう。

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とにかく、毎日カリウムを摂りましょう。

 

しかし、当たり前の話ですが、どんな食品、食材でも食べ過ぎは駄目です。
リンゴやとバナナには果糖が多く含まれていますから、糖分の取り過ぎは肥満にもなりますので、肥満には注意して下さい。
 
こんな人は少ないとは思いますが、生の果物を食べるのが苦手という人には、ドライフルーツを代用するというのはどうでしょうか。ドライフルーツもそれなりに有効かと思います。

 

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