「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ)のお姉ちゃん役の声の水谷優子さん(51)が、乳がんのため死去されました! |
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人気アニメの「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ)のお姉ちゃん役の声で知られている、声優の水谷優子さん(51)が、乳がんのため死去されました。
所属事務所により、19日公式サイトで発表されました。
また、同日、「ちびまる子ちゃん」の公式サイトでは、原作者のさくらももこ氏とキャスト及びスタッフの方々は、「平成2年からの長きにわたり、ちびまる子ちゃんのお姉さんを演じて戴き、盛り上げて戴き有り難うございました。心からご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表明しておられます。
水谷さんは『ちびまる子ちゃん』のほか、『機動戦士Zガンダム』『スーパーロボット大戦』、『ブラック・ジャック』のピノコ、『犬夜叉』の蒼天など数々の声
を担当していた。
乳がんといえば、最近では元女子プロの北斗晶が乳がんで早期発見され、手術で削除したのち現在は抗がん剤治療を行っているようです。
それでは、乳がんってどんな病気なのか? |
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乳がんの多くは、乳管から発生し乳管ガンと呼ばれています。
小葉から発生する乳がんは、小葉ガンと呼ばれています。
小葉ガンは、乳がん組織を顕微鏡による、病理検査すれば、区別することが出来ます。
この他にも、特殊な形の乳がんがありますが、あまり多くは発生しません。
乳がんは、しこりとして見つかる前に、乳房の周りのリンパ節や、骨、肺、胸膜、肝臓、脳などに転移してから見つかることがあります。
乳がんの種類や性質によっても転移の状態や拡がり具合も大きく異なります。
乳がんの症状は! |
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乳がんの見つかるきっかけとなるのは、マンモグラフィーなどによる乳がん検診を受けて見つかる場合、あるいは、自分の手で触診したときに気づく場合もあります。
自分で気づく症状としては、次のようなものがあります。 |
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①乳房のしこり
乳がんが進行すると、腫瘍が大きくなり、片方の手で注意深く触っているとしこりのようなものを感じることがあります。
しかし、しこりのようなものを感じたとしても、全てのしこりが乳がんとは限りません。
例えば、乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍などもしこりの症状として感じられます。
葉状線種はまれな腫瘍ですが、線維腺腫にも似た良性のものから、転移、再発を起こしやすい悪性のものまで様々なものがあります。
これらは、乳がんとは異なりますが、しこりが気になる場合は専門医の診察を受けて下さい。
②乳房のエクボなど皮膚の変化
乳がんが乳房の皮膚の近くにまで達すると、エクボのような窪みが出来たり,乳頭や乳輪部分に湿疹が出来たりただれたり、時にはオレンジの皮の
ように皮膚がむくんだり赤くなったりします。
乳頭の先から、血の混じった分泌液が出ることもあります。
乳房ののしこりがハッキリせず、乳房の皮膚が赤く、痛みや熱をもつ乳がんを「炎症性乳がん」と呼びます。炎症性乳がんのこのような特徴は、がん
細胞が皮膚に近いリンパ管の中で増殖してリンパ管に炎症を引き起こしているためです。
痛み、むくみや腫れといった症状は乳がん以外の病気、例えば良性腫瘍の1つである線維腺腫(せんいせんしゅ)、乳腺症、細菌感染が原因の乳腺
炎や蜂窩織炎(ほうかしきえん)などでも起こることがあるので、詳しい検査をして乳がんであるかどうか調べる必要があります。
③)乳房周辺のリンパ節の腫れ
乳がんは乳房の近くにあるリンパ節である、わきの下のリンパ節(腋窩[えきか]リンパ節)や胸の前方中央を縦に構成する胸骨のそばのリンパ節(内胸リンパ節)や鎖骨上のリンパ節に転移しやすく、これらのリンパ節を乳がんの「領域リンパ節」と呼びます。
腋窩リンパ節が大きくなると、わきの下などにしこりができたり、リンパ液の流れがせき止められてしまうため、腕がむくんできたり、腕に向かう神経を圧迫して腕がしびれたりすることがあります。