ふくらはぎのの筋肉を強化することと、その筋肉を柔らかくすることは、高血圧の改善に凄く効果的なことのようだ。
まずは、ふくらはぎの筋肉を鍛えることが大事で、最重要課題と言えます。
血圧改善の本を読んでいると、血圧の高い人にありがちな、ふくらはぎの筋肉が貧弱で筋肉とおぼしき当たりが堅いと言われていますが、これも当たらずとも遠からずでしょうね。
足のすねの部分が細いのに堅いのです。
このことは、別に血圧の高い低いにかかわらず、ふくらはぎから太ももは太い方が良いのに決まっています。
このふくらはぎと言うのは、第二の心臓と言われ、ふくらはぎの中を通っている血管の中に弁があるらしく、その弁が血液を上へ上へとポンプの役目をして押し上げているのです。
そのポンプの力が弱いと押し上げられなくて、心臓に上手く血液が帰らないのでその分心臓に力がかかり、血圧が上昇するらしいのです。
ですから、心臓の補助としてのふくらはぎのポンプが力強く動けば、心臓が軽く動き血圧の上昇も防げるという訳です。
血圧は、1日たった5分で良いので、ふくらはぎマッサージをするだけで、血圧は下がります。
そうのようにおっしゃっているのは、「長生きしたけりゃ、ふくらはぎを揉みなさい」の著者槙孝子先生です。
ふくらはぎマッサージの効果は、単なる血圧を下げる効果だけでなく、様々な健康予防になり、長生きにも繋がるのです。
そうなんです、ふくらはぎの筋肉がふくらはぎの静脈のポンプ機能を高めているのです。
血液も重力の影響を受け、下半身に70%の血液が集まっていて、長時間座っていたり、運動不足により血液がよどみます。
それで、心臓への血液の帰りが悪くなり、その分心臓が強い力(強い圧力)で送り出すため、高血圧となるのです。
ふくらはぎマッサージを行うことにより、逆流を防ぐ弁が開き、確実に心臓へと血液を戻し、心臓への帰りの血液がスムーズに流れ、心臓への負担を軽くし、血管が拡がり血圧も低下するのです。
親指で押して揉むのもいいのですが、私はやりにくいので、「フットマッサージャー」を使いマッサージしています。
効果の程は分かりませんが、指で押すよりも遙かにに楽で、本を読みながらマッサージが出来ます。
また、ふくらはぎに筋肉をつけるには、やはりジョギングやウォーキング、またはつま先立ちをして、それの上下運動を繰り返すことで筋力が付きます。
ジョギングやウォーキングなどの筋力トレーニングが終われば、牛乳または豆乳をコップ一杯飲み、少しの糖分を摂取することにより、筋肉が増大します。
この筋力トレーニングの後の牛乳は欠かさないようすることが大事です。
牛乳でお腹を壊す人は、豆乳を飲むことをお勧めします。
因みに、熱くて硬いふくらはぎをお持ちの方は高血圧であると言われています。