尿路結石について、聞くところによると人間の痛みの中で最大の痛みがある病気の一つであると言われています。
私の会社の後輩も一度尿路結石になったらしく、七転八倒の痛みの苦しみを味わったそうです。
そもそも、なんでこのような石が出来るのでしょうか。
この石と言うのは、シュウ酸カルシウムで出来ており、腎臓で作られます。
およそ3週間くらいで米粒くらいの大きさに成長するそうです。
それが、腎臓から尿管に落ちてしまい尿管が石によつて詰まってしまいます。
石が詰まると腎臓内に尿があふれ満タンになり、それが元で激痛を起こします。
尿のPHが5.5以下でそれが3日以上続くと3週間でシュウ酸カルシウムの塊が出来てしまうと言われています。
シュウ酸カルシウムの作られる原因は、肉類ばかりを摂り、アルカリ性の野菜を摂らないと尿が酸性に傾くためです。
そして、シュウ酸カルシウムを堅く固める物質が、オステオポンチンなのです。
オステオポンチンがなくなれば、シュウ酸カルシウムが固まることはないのです。
そのため、オステオポンチンを働かせないために、抗酸化作用のある野菜を多めに摂ることが大事で、大豆、ニンジン、果物、海藻類を多く摂るようにします。
シュウ酸は身体の中で半分は作られていて、体質や遺伝によりシュウ酸カルシウムの結晶が出来やすい体質もあります。
それに、生活習慣にもより、メタボの人は内臓脂肪が多く、アンモニアの産生が阻害されPHが下がり尿が酸性に傾き、尿路結石となります。
尿路結石を予防するには、生活習慣の肥満、メタボリックシンドロームを改善し、食生活では野菜中心蔵に改めることが大事だと思われます。
尿路結石の疑いを感じる人、尿路結石の覚えのある人は、リトマス試験紙を購入し、尿のPHをいつも測ることが、尿路結石の予防にはいいかも知れません。
とにかく、生活習慣が悪いと、色々な病気を引き起こすものですね。
肥満を改善しスリムな生活を送りましょう。
そうすれば、見た目も良くなり、もちろん健康にも最高によろしいでしょう。