あの高校野球で強くて有名なPL学園の野球部が廃部に追い込まれています。
2年連続1年生受け入れ停止状態で、廃部が加速されています。
春夏を通じて、全国制覇7度の高校野球の名門である、PL学園(大阪)が、今年度に続き来年度も新一年生の野球部員の受け入れを募集しない見込みです。
2016年度は、現在の2年生の12人だけで大会に出場するようです。
17年度に至っては、全くの白紙状態で、教団と学校側に野球部存続の強い意思が見えなく、廃部の流れが加速するようです。
学校自体の新入生は募集するようですが、野球部の部員の募集は行わないようです。
清原、桑田の名選手を輩出したPL学園も、過去のものとなりつつあります。
今春の大阪大会では、準々決勝で大阪桐蔭高校に1対8でコールド負けしており、今年の夏には3年生が引退し、現在の2年生が来年の夏の大会を終えれば部員が0人となります。
野球部員の全ての部員が卒業した後の17年度以降の新入部員の受け入れや野球部の存続については、全く決まっていないようで、白紙状態であるとの関係者からの回答であるようです。
プロ野球界に多数のOBを輩出するPL学園ですが、2001年に部員によるいじめが発覚して以来、部の伝統である寮内での付け人制度を見直したようですが、不祥事が続き、一昨年の2月にも部員による暴力事件が発覚し6ヶ月間の対外試合の停止処分を食らい、同4月には当時の監督が辞任に追い込まれました。
数々の不祥事により、あれだけ野球の名門と言われたPL学園野球部なのですが、今では野球部の廃部という最悪の危機に追い込まれています。
高校の部活でのいじめや暴力事件は、割とあっちこっちでも見受けられる事件なので、暴力事件などは起こさないよう楽しく部活をやってもらいたいものです。
あれだけのスポーツマンでも、いじめや暴力を起こしてしまうのですね。
PL学園のOBである、清原や桑田選手もさぞや寂しい思いをすることでしょう。
清原もちょっと問題の多い、PL学園OBではありますが。