俳優の今井雅之(53)さんが、記者会見で、昨年末に大病を患い、一時は余命3日とまで診断され、大腸の緊急手術を行った。
「今はもう大丈夫です」と回復ぶりをアピールしています。
発覚当時は「大腸が腐って腸閉塞を起こしてました」と告白した今井雅之さんですが、約1ヶ月ぶりの入院を経て現在はリハビリ中だと言うことだったのです。
そして、術後は果物しか食べられず、体重も20キロほど痩せたということでした。
今まで作ってきた筋肉を全部持って行かれたとのことで、自分でも生きているのが不思議と自身の快復力に驚いていた様子です。
と、各メディアは今井さんのことをこのように報じていました。
ところが、今井さんの実際の病状は、上記のものに一部嘘があったようで、腸閉塞ではなく、大腸ガンが多くなりすぎ、大腸を塞いでいたもののようです。
実際のところ、昨年の秋から都内の病院で「腸の風邪」と言われていましたが、兵庫県西宮の病院で11月に、大腸ガンま末期でステージ4と診断されたようです。
更に別の病院では、大きな腫瘍が2つ、3つと小さいものが3つくらい出来ていると言われ、大腸の一部を切除する手術を受けたようです。
しかし、大腸周辺など複数に怪しい影があり、転移する可能性が大であると言われていました。
12月に抗がん剤治療から免疫療法や食事療法に切り替えたが、歩行困難となり声も出なくなったようで、3月25日に入院して抗がん剤治療の再開を行ったようです。
抗がん剤治療は余程苦しいのか、
「船酔いに42、43度のインフルエンザがきた感じ。苦しいのは食べれない、眠れない。 ねえちゃん(女性と遊ぶこと)はどうでもよくなりました」
と副作用の苦しみを告白。
これまでに、6つの病院を転々としていて、医師によって、段々と良くなってきたと言う医師や余り変わらないと言う医師もおり、言うことが異なることです。
今井さん自身の実感としては、良くはなっていない、良くなると信じて希望を掛けていると言うことです。
奥さんは、早く浮気出来るくらい元気になってね。なんて励ましてくれるらしいけど、その励ましてくれる奥さんが一番辛いのでは、と思いやっています。
その今井雅之さんを苦しめている大腸ガンとは、大腸、盲腸、結腸、直腸に発生するガンであって、肛門付近に発生するものも含むそうです。
大腸ガンは、日本では女性のガンの死亡率が1位を占め、2020年には男性でも2位に浮上すると予想されています。
米国では3番目に多いガンで、ガンの死亡率では2番目に多く、生涯に大腸ガンに罹患する確率は7パーセントです。
早期の大腸ガンなら自覚症状がなく、健康診断や人間ドックで発見されることが多いです。
全く症状が現れない場合も多く、進行性の大腸ガンでも大腸の1/4ならば殆ど自覚症状がなく、1/2を超えると腸内容の通過障害を起こす場合があるとのこと。
通常、左側結腸にガンが存在すると、便通異常や腹痛、膨満感や血便などがありますが、右側結腸の場合は症状が乏しく、貧血、体重減少などの症状がある。
左側結腸の場合は、排便困難や便秘、イレウスなどを起こす。
大腸ガンは、早期発見が出来れば、完全治癒の可能性が大のガンであるから、人間ドックや集団検診での便潜血反応での検査が勧められる。
また、便潜血反応で異常が見つかれば、大腸の内視鏡検査を受ければいいでしよう。