浅田次郎氏や谷村新司氏が春のmaxresdefault受賞しました。
今年の春の褒章の受章者が決まったようで、スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、675人26団体が選ばれました。

紫綬褒章には、歌手の谷村新司氏や作家の浅田次郎氏が選ばれたようです。

鉄道員や地下鉄に乗ってなどで知られる、直木賞作家の浅田次郎氏なんですが、心に残る作品を多く執筆され紫綬褒章を受賞しました。

浅田次郎氏は、「小説書くのが大好きなんで、大好きなことをやって褒めていただくというのは、もったいない気もします」
「作品に与える文学賞とは違い、褒章というのは僕という人間に与えられるようなので、大変気恥ずかしく戸惑っております。作品はともかく、人間はほめられたものではないから」

とのコメントを寄せられています。

浅田次郎氏は、小説の大衆食堂の異名を持つ作家で、陸上自衛隊、アパレル業界勤務を経て、平成3年に作家デビューしたものです。
平成9年に鉄道員で直木賞受賞、蒼穹の昴シリーズを始めとした歴史小説、人情もの、コメディーなど幅広いジャンルで活躍、多彩なエンターテインメント作品を発表してきました。

と、いうのも、読者的な立場からすれば、同じような作品は読み飽きてしまうので、表現は自己模倣した時点で終わりだと浅田次郎氏が言われています。

日本ペンクラブの会長職や文学賞の選考委員を務めたり、社会的な活動も多く、若い頃からの執筆活動にも励んでおられるようです。
浅田次郎氏は、とにかく、放っておいたら小説を書いているらしく、まだまだ書きたいものが沢山あるらしく、著書が100冊を超えたにもかかわらず、今もなお執筆意欲旺盛です。

これからますます、浅田次郎氏がどんな小説を書いてくれるのか、どんなジャンルの小説が出るのか楽しみですね。

谷村新司氏は、長年シンガーソングライターとして、日本だけでなく広くアジアに受け入れられる作品を生み出した事が評価されたようです。

紫綬褒章を受章した谷村新司氏は、「こういった賞は、その人を支えてきたたくさんの人たちに対していただけたものだと、僕は思っていますので、みんなのおかげでこんなすてきな瞬間が迎えられたという感謝をみんなに伝えたい」
「うれしく、晴れ晴れとした気持ちです。音楽を作り、歌を届ける旅を続けて40年以上。改めて感謝の気持ちでいっぱいです」

とのことでした。

谷村新司氏は、フォークグループのアリスを結成し、昭和47年にデビューしましたが、「チャンピオン」などのヒット曲を飛ばし、またソロでも大活躍しています。
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情感を込めた唄い口に叙情的な歌詞、親しみやすいメロディーが人気を呼び、代表曲では昴が国内外で親しまれています。
その他、山口百恵さんの「いい日旅立ち」など、多くの歌手の人達にも曲を提供してきました。

加山雄三氏とのコラボレーション曲である、日本テレビ系の24時間テレビの主題曲である「サライ」も手がけてきたなど、時代の節目で印象的な曲を発表してきました。
1980年代からアジアの約20カ国でコンサートを行い、今年の5月には全国ツアーを予定しているらしい。

「自分は生涯、ライブアーティスト。これからも日本語の良さ、美しさを作品にして、国内外の多くの人に伝えたい。歌は国境を越えますから」

白くなった髭をなでながら、目の輝きは未だに衰えを見せてはいません。

また、その他では、レストランの”KIHACHI”の創業者で知られます熊谷喜八さん(68)が、優れた技術を持つ人に贈られる黄綬褒章を受賞したようです。

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